【はじめに】
こんにちは!
今回は剣盾S23からポケモン対戦始めて一年と少し、ずっと目標にしていたR2000を達成したため構築記事を執筆しました。
構築自体は環境のメタに追いつけず課題を残した構築になりますが、あたたかい目で見ていただけると幸いです。
目次
- 【はじめに】
- 【構築経緯と考察】
- 【個体紹介】
- トドロクツキ@拘りスカーフ 鋼
- キラフロル@気合いの襷 飛行
- カイリュー@残飯 フェアリー
- ハバタクカミ@ブーストエナジー フェアリー
- テツノツツミ@拘り眼鏡 氷
- 水ロトム@おぼん フェアリー
- 【選出】
- 【終わりに】
使用tn
はづき♭ R2001 最終665位
absolute5 最高1940くらい最終宇宙
【構築経緯と考察】
◯事前考察
元々受け2攻め1の所謂受け攻めサイクルの様なパーティを好んでいたが、SVランクマが始まってから潜った感想として、相手の強力なアタッカーに対して、不利対面で引くという方法でケアしようとした場合、見えないテラスなどによって、本来安定して受けれたはずが、受けれずに容易く役割破壊される事が前作に比べ多く感じた。
→ここら辺の択に対して強く噛み合いを感じた。
(もちろんサイクルに対する理解が、強者に比べて浅いだけの話もあるが)
この択をなるべく減らす所から考え始めた。
①初手安定ポケモンを探す
なるべく対面性能高く釣られても良いので、テラス切ってでも一回は初手に来る相手のATKに対して突っ込めるポケモンを探した。
想定するATKとしてハバタクカミ、テツノツツミ、セグレイブとした
(引きでケアしにくいかつ火力バカ)
この条件に一致すると考えたのがスカーフ鋼テラストドロクツキ(裏にロトムorアーマガアを置く)だった。
対面性能を重視してスカーフでSを補い
余った分をh-bに振り耐久を心許ない物理耐久を底上げし、シンプルに一貫を作る火力が欲しいためA特化とした。
ハバタクカミorツツミに対してスカーフ+鋼テラスの二重の行動保証を持たせる事で対面勝てる事ができ、仮に引かれても初手鋼テラス切る事で、サイクル参加もでき、常にしばれてる状態(ツツミは削り必要だが)を作れる。
セグレイブに対して、裏に浮いてる明確な引き先がいる事で初手地震を打たれない事に気づいて(氷柱ばりor巨剣突撃)、シーズン中盤までは全て初手アイアンヘッドから入っていたが、中盤以降は炎テラバや雷テラバから入られる事が増えたため蜻蛉から入るようにした。(ここでヘイラッシャ釣れたらアドになりますし)突っ込まれてもロトムでケア効いてるので安定択になる。
→ドドゲザン重く見てアーマガアと入れ替えで使ってたが正解分からずサブROM溶かした。
多分ロトムの方が良かったのは反省
②引きの行動に何かしらのアドが取れる行動を挟む
スカーフツキ始動とした事で、初手蜻蛉から出す強い動きを探した。
物理技を受けるだけで毒ビシを撒けるフロルが候補となった。
またフロルは相手の低火力にあと投げする事でステロ除去や目の前に毒入れたり、ステロ撒く事でカイリューと合わせてサイクル疲弊→ツキの一貫を取るという行動が出来るため、受けの引き先というよりは、ワンクッションで投げて何かしらの行動を出来る事を評価して採用した。
同時に残飯身代わりで受け構築やキョジ入りに対して昆布的な動きでサイクル疲弊させたり、状況によってはtodを勝ち筋に出来る残飯ドラテ身代わりカイリュー採用した。
③ツキフロルカイリューの選出が通らない時の、攻め選出を模索
当初のコンセプト通り4枠目には物理に対して投げれるクッションのお盆水ロトムorアーマガアを採用
この両ポケモンは対面操作技も行えるため、ATK2+クッションの動きが強いと思った。
この手のクッション入れる攻めサイクルする場合、一貫性を作りやすい高火力眼鏡を入れるのが分かりやすかったため、テツノツツミを採用した(本来はハバタクカミを採用したかったがカミには後で語るが別の役割を与えていたため)
④展開構築メタ
クエス始動or最終地点クエスの軸はやる事が明確なため、最終盤流行らないとは思ったが、対策してないと一方的に展開決められる未来が見えたため、この手の積みリレー的な構築全般を見れる滅び採用のブエナカミを採用した。
ブエナカミ自体の終盤のスイープ性能高いため
対面的に投げた場合の性能を落とさないように滅び+3Wのシンプルな型とした。
【個体紹介】
トドロクツキ@拘りスカーフ 鋼
調整意図
素早さ実数値235
ハバカミS4スカーフ抜き
環境のブエナ+1ツキ抜き
一貫作るためにAは特化
噛み砕くでテツノツツミ確定2発
残りはなるべく低い物理耐久を高くして総合耐久高めて対面性能を優先した。
臆病眼鏡ハバカミのフェアリーテラムーンフォース鋼テラ込み低乱数3発
A特化セグレイブ巨剣突撃最大45.9%(確定3発)
本構築のエース
構築の組み始めで初手投げしやすいポケモンを考えた結果、この型となった。
Sの努力値をスカーフで補い、その分を耐久に回す事でSと鋼テラス込みで、対面性能を確保し、スカーフ蜻蛉でサイクル性能を両立させたポケモン。
受けにくい、初手のハバタクカミやテツノツツミに対面勝つ事ができ引いてケアする必要がない事を評価した。
同時に受けにくい初手のセグレイブに対して、裏のロトムと合わせて蜻蛉から入る事で様子見しつつサイクルを回せた。
初手鋼テラス切る事で、ハバタクカミ引かれても2サイクル目以降、サイクルに参加する事が出来るため、初手であっても積極的にテラスタルを切った。
裏のフロルカイリューなどでサイクル疲弊させて、スカーフトドロクツキで一貫を作るのが、ポケモンしてる気になって楽しかった。
選出率1位
キラフロル@気合いの襷 飛行
調整意図
CS振り
行動回数が強いポケモンであり、裏から投げる事が多かったため、耐久振って風船など持たせても良かったが、調整思いつかなかったから、そのまま襷CSで使った。
物理技を受けるだけで毒ビシ撒けるやつ
実際の使用感は、菱自体よりステロ撒くのが強い環境だったと思った。
裏のカイリューと合わせてサイクル削り入れられるのが強かった。
また相手のステロを回収しながら目の前を毒にさせるキラースピンとかいう技がめちゃくちゃ強かった。
基本的にはこのポケモンが初手の特殊を強く呼ぶため、特殊方面に強いトドロクツキで狩る事ができ相性良かった。
対面的に選出したく、ステロが必要な展開では初手に投げる事もあったが基本的には裏から投げた
また対受けに対して初手にステロだけ撒いてhp残してカイリューに引く動きをする時に初手投げした。
トドロクツキが初手低火力耐久ポケモンと対面した時に蜻蛉から繋ぎ投げて、ステロ撒くか、目の前に毒を入れる事でサイクルを有利に持ち込めた。
前期くろこさんが使用されていた事もあって、フロルカイリューの並び自体が上に行けば行くほどメタが仕込まれてる印象があり難しかった。
選出率3位
カイリュー@残飯 フェアリー
調整意図
忘れたけどどっからか真似したやつ
hbロトム抜いていたり
(元々レンタル使わずにその都度育成していて、アイテム枯渇しまくってた言い訳で)
残飯身代わりだったため効率考えたらh193で良かった。
多分このせいで残飯でマルスケ回復出来ずに負けた場面絶対ある。
クッションから詰め、サイクルの削りまで幅広く活躍してくれた。
雑にフロルでステロや菱を撒いてドラテ打つだけで削れてエースの一貫を作ったり
低火力ポケモンに身代わり残しつつtod狙うプランなども強かった。
やってる事は強かったが、不意にくるフェアリーテラスに逆にテンポ取り返されたり、ドラテ外しなどが使ってて難しいポイントだった
またキョジアマガ系統はステロ撒いて身代わりドラテで中盤まではtodしていたが、プレッシャーアマガが少しづつ増えて発狂していた。
相手が2体簡単に切ってラス1で積み展開取ってくるケースがあるため、このポケモンで詰める試合は相手の誰を残しては行けないかを考えながらやるのが重要だった。
選出率2位
ハバタクカミ@ブーストエナジー フェアリー
調整意図
ブエナでS↑
臆病カミのシャドボ耐え
C特化
最速Sトドロクツキ抜き
多分よくいる調整ラインのブエナカミ
本来はスカーフで使いたかったがツキにスカーフを渡していた+対面的な選出する場合に打ち分けしつつスイープする枠が欲しかったためブーストエナジー。
1番の役割は対展開構築特にクエス軸に対してのメタ枠
一定数いるクエス軸を見た時にコノヨが最終地点なのかクエスが最終地点なのか分かりにくく、どっちの展開であっても比較的楽に対策出来る滅び採用とした
また対面的に投げた場合もS+1の打ち分け出来るカミのスイープ性能が非常に高く汎用性の高いメタ枠として重宝した。
選出率6位
テツノツツミ@拘り眼鏡 氷
調整意図
CS特化
ステロ込みでテラ冷凍ビームで無振りハバタクカミ確定1発
d252振りヘイラッシャフリドラテラス込み確定
h252振りヘイラッシャフリドラ乱数75% ステロ込み確定
HD特化ドオーにたいしてテラス冷凍ビーム乱数47%
本構築の裏エース
基本的にツキで倒しきれない時やカイリュー絡めたtodプラン作れなさそうな時にs136から受けにくい技範囲を高火力で押し付けていくエース
基本的にクッションのロトム(アマガ)と同時に投げる事でツキ+クッション+ツツミで
物理、特殊分けつつ高火力が押し付けれる形を取れるため、メインのプランが通らなさそうな時によく選出した。
このポケモンネックはドロポン外しなため、少しでも改善出来るように氷テラスの採用とした
→結局ドロポン打たないと行けない場面あったが
またこのポケモンの強みとして、フリドラ、ドロポンで広い範囲取れるってのもあって打ち分けたい場面も多かったため珠も候補だったと思う
冷凍ビームで一貫作れた時の制圧力は凄まじかった
このポケモンで重いのは対スカーフ特殊だが構築全体で相手の早い特殊を相手出来るのがトドロクツキしかいなかったため。
ほぼ全ての構築にカミやスカーフが多いサーフゴーがいるためそこが難しかった。
何故か色違いに変えた瞬間ドロポン外し始めた、、、
選出率5位
水ロトム@おぼん フェアリー
調整意図
かつかつなためhb特化
セグレイブの巨剣突撃おぼん込み2耐え
この枠はアーマガアと入れ替えながら使った
タイプとミラーアーマでハバタクカミに一旦引ける事を優先する場合はアーマガア
また環境に沸きまくってるドケザを重くまた場合もアーマガア。
対セグレイブ安定させる場合はロトム
ツキでハバタクカミの相手出来るため、ロトムで多分良かった。
基本的にツキ+クッション+特殊で投げたい時に投げる枠
ワンクッションで高火力押し付けていく選出が強い時によく選出した
セグレイブとかいう受けて対策するのが難しいポケモンにあと投げしやすい枠
ボルトチェンジの対面操作やカイリューに対するマルスケ潰しなども偉い。
選出率4位
【選出】
初手ツキ+フロル+カイリュー
だいたいこれ
フロルカイリューでサイクルを消耗させる事でツキが倒せる構築にはこの選出した。
カイリューでtod or詰めるプラン、ツキで殴り切って勝つプランを考えながら立ち回った。
初手ツキ+ロトム+ツツミ orカミ
攻めサイクル選出
ワンクッション絡める事でツキか特殊アタッカーの一貫が取れそうな時にした選出
初手フロル+カイリュー+ツツミ
対受け選出
フロルでステロ撒いてカイリュー引いて身代わりとフロルのhp残しつつtodかツツミで制圧する
対受け7.8割くらい勝ったけど不意にくるプレッシャーアマガやフェアリーテラスでプラン崩れた。
フロル+カミ@1
対面選出
ステロ撒いてカミや残り1のアタッカーで制圧する
初手カミから入って荒らした後に拘り2体通す事もあったが諸説
カミ@2
クエスあたりの展開構築見た時のやつ
だいたいツキ+カイリューあたりで滅びターン稼ぎやドラテで流したり
カミはだいたい後発
【終わりに】
今回ポケモン対戦始めてからずっと悲願だったレート2000達成して本当に良かったと思うとともに、剣盾時代からの友人達も自分のように喜んでいただき本当に色んな人に応援されてたんだなぁとしみじみ感じました。
終盤に環境のフロルカイリューに対するメタについていけなかったり、構築の修正能力が今後の課題だなと思いました。
また最終的に2000から潜れなかったのはメンタルの弱さだったため、今後は2050を目標に頑張っていきたいと思います。
皆さん応援ありがとうございました!!
スペサン
いつも窓で応援や構築相談乗ってくれた皆様
色違いトドロクツキを譲っていただけたしろさん
色違いハバタクカミを譲っていただいた、キョータさんとふぁてさん